山城

鳥取県

鳥取城ー城郭の博物館ー

鳥取城は、羽柴秀吉による兵糧攻めの舞台となった城としてよく知られています。 江戸時代には鳥取藩主の池田氏によって近世の城郭として改修されました。 現在の城址には天守台の他石垣や堀が遺構として残っており、正面の入口には織田信長の家臣の秀吉に攻...
島根県

月山富田城-難攻不落の山城-

島根県安来市にある日本の城、月山富田城(がっさんとだじょう)です。月山(がっさん、標高183.9m)の一帯にあり、戦国大名尼子氏が本城として、難攻不落の山城として戦国時代屈指の要害であり、悲運の武将、山中鹿介(やまなかしかのすけ)の出た城として有名です。尼子氏滅亡後も山陰地方の支配において、月山富田城は重要な役割を果たしました。国の史跡に指定され、日本五大山城の一つとされることもあり、日本100選No.65(日本城郭協会)にも選ばれています。 月山富田城(がっさんとだじょう)は、戦国時代には、大名尼子氏(六代)の本拠地となり山陰の要衝の地となりました。天然の地形をうまく利用して攻め落とすことが困難な山城として有名で、「天空の城」とも呼ばれています。最終的に尼子氏は、毛利元就によって滅ぼされ、城も毛利領となりました。この城の難攻不落は、「尼子十簱」という味方の城があったということも理由として挙げられます。毛利氏が尼子氏を滅亡に追い込めたのは、この「尼子十簱」を最初に潰していったことであり、決して力攻めはしませんでした。
山城

小谷城(浅井長政の居城)

日本五大山城の一つに数えられる有名な城です。浅井長政とお市の方(織田信長の妹)との悲劇の舞台として語られ、浅井三姉妹(茶々→豊臣秀吉の側室、初→京極高次の正室、江→徳川秀忠の正室)が産まれた城でも有名です。現在は土塁・曲輪などのほか、先駆的に取り入れられた石垣などが遺構として残っているだけですが、1937年には国の史跡に指定され、日本100名城49番(日本城郭協会)に選定されました。
山城

大野城(防衛ための古代山城)

日本書紀や続日本記に登場する大野城です。現在は「四王寺県民の森」として整備され、現存する石垣や土塁を見ることができ、大野城市の名称はこの大野城に由来していると言われており、大野市のPRキャラクタ-「大野ジョ-」は、石垣をモチ-フにしたリ-ゼントのご当地キャラです。2006年には、日本100名城86番(日本城郭協会)に選定されました。
岡山県

鬼ノ城(きのじょう 古代の山城)

大和朝廷によって防衛のために築かれたと言われる古代の山城です。現在、史跡調査や整備が進み、復元された角楼跡や西門等、城門跡を観ることができ、西門から見るパノラマの風景は実に素晴らしいものです。天守を持つ城とは違う情感を味わうことができます。
岡山県

重要文化財「備中松山城」

冒頭でものべましたが、明治時代の廃城令や太平洋戦争による空襲などによって、全国の素晴らしい城の天守が各地で消滅しました。 現在、当時のまま残っている天守はわずか12城(国宝5城、重要文化財7城)であり、備中松山城はその一つで大変貴重な歴史的...