平城

平城

新発田城(しばたじょう)

城の北部を流れる加治川を外堀に利用した平城です。 日本城郭協会の日本100名城No.31に選ばれた、新潟県にある城です。 新発田城(しばたじょう)は 初代新発田藩主溝口秀勝(みぞぐちひでかつ)が1598年に築城し、第三代藩主宣直(のぶなお)...
平城

小倉城(7年の歳月をかけた天守閣)

1602年に細川忠興が天守閣を7年の歳月をかけて築いた城です。 4階より5階が大きい天守閣の「唐造り」が特徴であり、築城当時は全国で唯一のめずらしいものでした。 他にも切り石を使用していない野面積み(のづらづみ)と呼ばれる石垣や大手門や槻門...
北海道

五稜郭(稜堡式の城郭)

五稜郭は、江戸末期に箱館開港を行った時に函館山の麓に置かれいた箱館奉行所の移転先として新たに築造されました。現在、五稜郭公園として一般に開放され、函館市民の憩いの場と函館を代表する観光地となっています。函館のシンボルと言っても過言ではありません。あの新撰組の土方歳三が明治新政府と最後まで戦った地(城郭)としても知られています。国の特別史跡に指定され、「五稜郭と箱館戦争の遺構」として北海道遺産にも選定され、日本100名城no.2(日本城郭協会)にも選定されました。
富山県

高岡城(前田利家の息子、利長の隠居城)

高岡城は、前田利家の長男である利長が築城した隠居城で、富山県で唯一、日本100名城(No.33、日本城郭協会)に選ばれています。現在、日本有数の水濠公園「高岡古城公園」として整備されており、当時の堀や石垣を見ることができます。桜の名所でも有名で、春はソメイヨシノやコシノヒガンザクラ、エドヒガンザクラ、ヤマザクラ等23種約2700本の桜が咲き誇っています。日城跡は高岡古城公園として整備され、市民の憩いの場となっています。国の史跡にも指定されています。
平城

大分府内城(平城であり海城の一つ)

城跡は、大分城址公園となっており、本丸跡の北西隅に二重櫓(人質櫓)と西丸に平櫓(宗門櫓)が現存しており、石垣や土塀、堀と共に大分県の史跡に指定されています。 3棟の二重櫓と大手門、土塀、廊下橋が復元されており、2017年12月27日~2018年2月14日には、金属製パイプで天守の骨格を再現して、LEDによるライトアップが行われました。2018年3月27日~2019年2月14日にも再度ライトアップが行われています。 2006年には、日本100名城94番(日本城郭協会)に選定されました。
平城

吉野ヶ里(弥生時代の大規模な遺跡)

佐賀県の吉野ヶ里町にある大規模な遺跡です。これまでの調査によって弥生時代の前期初頭に小規模な環壕集落が丘陵南端に形成されたと推定されています。望楼と言われる物見櫓を備えた環壕によって囲まれた、北内郭や南内郭の存在が確認され、北内郭の内部には...
平城

島原城(「島原の乱」で有名な城)

あの「島原の乱」で有名な、天守の美しい城です。2006年、都市公園法施行50周年記念事業の一環として「日本の歴史公園100選」選定事業が実施されました。島原城跡公園は地域の活力を生み出している優れた公園として選定されており、日本100名城N...
平城

佐賀城(鍋島氏の居城)

木造の復元した建物としては、全国でも最大級の規模の本丸御殿が建てられている、佐賀城です。本丸御殿の御座間の部分は江戸時代天保期の瓦や柱がそのまま使用されており、中の歴史的展示物も大変充実しています。かつて佐賀城内には佐賀市立赤松小学校(現在...
平城

松代城(真田家が治めた城)

列強の北信濃支配の拠点になった海津城が元になった城です。武田が築き、上杉と争い、織田が奪い、豊臣が領し、徳川親藩や譜代が治めた城です。最後には旧武田家臣で後に徳川家康の家臣となった真田家(真田信之)の城として幕末を迎えました。同じ長野県の上田城と関わりのある城です。またこの城は、江戸時代末期に松代藩士、兵学者の佐久間象山を輩出したことでも有名です。 長野県長野市松代町ある日本の城跡です。戦国時代は海津城(かいづじょう)と呼ばれていました。松代城の元になった海図城は、戦国最強を謳われた甲斐の武田氏の戦略・戦術などを記した軍学書 『甲陽軍鑑』によれば、武田信玄の命で軍師の山本勘助が築城して2年後完成したと記されていますが、築城時期については定かではありません。日本100名城No.26に選定されています。
兵庫県

赤穂城(あこうじょう)

浅野氏の居城である赤穂城、『忠臣蔵』の舞台になった有名な城です。江戸時代に築かれた数少ない城の一つで、山鹿素行を招聘し甲州流軍学によって築かれた実戦的な城です。 赤穂城(あこうじょう)は 兵庫県赤穂市にある日本の城です。城郭は国の史跡に本丸...
平城

上田城(真田一族の居城)

上田城(うえだじょう)は、長野県上田市にある日本の城です。この城は、天正11年(1583)真田信繁(幸村)の父、真田昌幸によって築城されました。 上田城は、南を千曲川(ちくまがわ)、北と西を蛭沢川(ひるさわがわ)で守られて、さらに川の北には太郎山が控えています。天然の地形をうまく防御に利用していたことが大きな特徴になっています。 この特徴をうまく活用した上田城は、第一次・第二次上田合戦で徳川軍を二度にわたり撃退した難攻不落の城としても知られています。
平城

国宝「松本城」

お城巡りで最も印象に残っているのが松本城です。黒と白のコントラストがアルプスの山々に映えて見事な景観は素晴らしく、長野県松本市にある国宝5城の一つです。松本城と呼ばれる以前は、深志城(ふかしじょう)と呼ばれていました。松本市民からは烏城(からすじょう)とも呼ばれることがありますが、文献上においては、烏城という表記はないのが実情のようです。安土桃山時代末期から江戸時代初期に建造された天守は国宝に指定され、城跡は国の史跡にも指定されています。