国宝「松江城」

島根県

400年以上前から、当時のままの姿を残している現存12天守の一つ、松江城です。また、その中でも姫路城・彦根城・松本城・犬山城と並び、国宝5城の一つの貴重なお城でもあります。

松江城は

島根県松江市に築かれた江戸時代の日本の平山城です。別名を千鳥城とも言います。日本100名城No.64(日本城郭協会)に選定されました。

松江城の沿革

戦国武将として名を馳せた「堀尾吉晴(よしはる)」の息子の忠氏(ただうじ)は、関ケ原の合戦で功績を挙げたことにより、月山富田城(安来市広瀬町)に入り出雲国を治めるようになりました。

しかし、立地や交通の便などが悪く統治をより良くするため、亀田山に5年の歳月をかけ1611年(慶長16年)に完成させたのが松江城です。

吉晴の孫・忠晴(ただはる)が初代城主となり、その後、京極氏、松平氏と松江城の歴史を繋いでいきます。

現存12天守の一つで、もともと重要文化財でしたが、国宝に平成27年7月に指定されました。城跡は国の史跡にも指定されています。

松江城の縄張

この城の最大の特徴は、二重櫓の上に二重櫓を載せた四重五階の望楼型(ぼうろうがた)天守です。

他にも堀川が城を取り巻く美しい景観は実に見事です。

四方を展望できる望楼は、展望台及び司令塔の役割を持っています。

他にも真っ黒な下見板張りや華頭窓(かとうまど)、附櫓(つけやぐら)など、みどころ一杯です。

下見板張りの武骨な姿と「黒の美」をこれほどまで堪能できる城は他にはありません。ぜひ、実際に見てほしいと思います。

天守の内部構造は、地上五階、地下一階です。地階には、「穴蔵の間」と呼ばれる物資貯蔵庫があります。さらに中央には、深さ24mの井戸があり、これは現存する天守では他に例がありません。

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松江城の所在地

〒690-0887 島根県松江市殿町1−5

松江城へのアクセス

東京、大阪方面から

中国道・落合JCT→米子道・米子IC経由→山陰道・松江西IC下車し約10分

広島方面から

山陽道・広島IC→山陽道・広島JCT→広島道・広島北JCT→中国道・三次IC経由→山陰道・三刀屋木次IC経由→山陰道・松江西IC下車し約10分

九州方面から

九州道・太宰府IC→中国道・千代田JCT→浜田道・浜田JCT→江津道・江津IC下車→R9を出雲方面へ→山陰道・宍道IC→山陰道・松江西IC下車し約10分

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