あの「真田十勇士」で有名な真田幸村(信繁)のゆかりの上田城です。日本100名城No.27に選ばれた城です。
この城には、縁あって二回訪れました。一回目は雪が降る時期に、そして二回目は夏の暑い時期に行きましたが、上田城が見せる雰囲気は違っていてとても印象に残っています。
上田城(うえだじょう)は
長野県上田市にある日本の城です。この城は、天正11年(1583)真田信繁(幸村)の父、真田昌幸によって築城されました。
上田城の主な沿革
上田城は、南を千曲川(ちくまがわ)、北と西を蛭沢川(ひるさわがわ)で守られて、さらに川の北には太郎山が控えています。天然の地形をうまく防御に利用していたことが大きな特徴になっています。
この特徴をうまく活用した上田城は、第一次・第二次上田合戦で徳川軍を二度にわたり撃退した難攻不落の城としても知られています。
「関ケ原の戦い」で真田昌幸、信繁が属した西軍が負けたため、上田城は、徳川家康によって徹底的に破却(原形をとどめないように、すっかりこわすこと)され、堀も埋められました。
破却された城は、その後上田藩主として入城した仙石氏が城主の時代に再建され、7基の櫓(やぐら)と2基の櫓門が建てられました。
明治維新後、西櫓1基を残しそのほかの櫓・櫓門は取り払われました。城外に移築されていた2基の櫓は後に買い戻され、昭和18年(1943)から24年にかけて現在の南櫓・北櫓として再移築されました。平成6年(1994)には東虎口櫓門が復元され、現在に至っています。
上田城には南櫓・北櫓・東虎口櫓門をはじめとして真田石・堀・土塁などかつての城を感じさせる見所がたくさんあります。
下記は、「真田井戸」です。この井戸は上田城本丸の南西にある大井戸です。眞田神社の横にあって井戸の大きさは直径2m、深さは16.5mあります。
また、2009年に公開されたアニメーション映画「サマーウォーズ」ではヒロインの実家、陣内家お屋敷の門として、上田城の城門をモデルに描かれています。多くのファンが訪れるスポットでもあります。
下の写真は、桜の時期の上田城です。美しい光景をご覧いたたせき、ご堪能ください!
上田城は、紅葉の時期も、冬の積雪の時期も美しく映えます。ご堪能ください!
上田城のyuetube動画はこちら
上田城の所在地
〒386-0026 長野県上田市二の丸4−6
上田城へのアクセス
【自動車】上田菅平ICから車で15分
【新幹線】JR北陸新幹線上田駅から(⇒下車徒歩12分)
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